汚泥の中間処理(有機性で無害な汚泥)

1日最大30m3の有機性汚泥を、最新鋭の多重円盤型脱水機にて処理可能な施設です。
脱離液処理も、自社工場にて行い、安定した処理水を河川へ放流しています。
脱水後の汚泥は再生可能品となり、環境循環型社会の形成に貢献しています。

01汚泥を搬入

収集運搬車より集められた汚泥が毎日搬入されます。

02汚泥内の固形物を除去

細目スクリーンで汚泥内の固形物を除去します。汚泥は原水槽へ。

03汚泥は原水槽を経て反応槽へ

汚泥は原水槽を経てモノポンプ槽に入り、モノポンプで反応槽へ送られます。

04 反応槽で汚濁の原因を分離

汚濁の原因となっている微細な懸濁粒子を水と分離させるために、高分子凝集剤を添加します。

05 高分子凝集剤の吸着・分離

高分子凝集剤の吸着・架橋作用により効率よく固液分離させます。

06 汚泥を脱水機へ

固液分離された汚泥を脱水機にかけます。

07 再生可能品に加工され搬出

脱水された汚泥はコンテナに運ばれ、再利用のため搬出されます。

08 スカム分離槽へ

脱水ろ液中に残った汚泥が浮き上がり、スカム(スポンジ質の厚い膜状の浮き滓となります。スカムは原水槽に戻され、分離槽の中間水がばっ気槽に送られます。

09 ばっ気槽で微生物による汚水処理

微生物による生物処理で汚水を浄化します。ばっ気槽は6つの槽で構成されています。


10 上澄みだけをろ過槽へ

活性汚泥を沈殿分離させ、透明な上澄だけを循環ろ過槽に送ります。

11 塩素で最終滅菌

循環ろ過槽でろ過された水を最後に固形塩素により滅菌し、放流槽を経て千曲川に放流します。


堆肥・育苗土・路盤材等に加工され、再利用されます。

きれいになった水を千曲川へ放流。